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こどもとおとなの境界線

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

3/10にすごい会話を夫としました。
(それ以外にこの日はすごくいいことがあったのですが、それはまた後日。)

その上でわたしが出した結論は『楽しい勉強はやって、苦しい勉強はやらない』ということです。
そしてもう一つ、ずっと悩んでいたことが解決しました。それを今から書こうと思います。

カフェ・ボンタインというコーヒー屋さんでコーヒー豆を買った後、そこのサービスでカプチーノをいただいていた時のことです。
夫と雑談しながらわたしはこんなことを夫に話しました。

「わたしが今『他の人に見せるからちゃんと勉強しておかなくちゃ』と思って身体の描き方を勉強していることとかは、本当はそんな『他人に見せる』勉強は必要なかったのかな」

夫「いいところに気がついたね」

わたしは発達障害(アスペルガー症候群)で、学校教育とそこの人間関係に馴染めませんでした。
それだけでなく、幼稚園ではみんなと一緒に外で遊ぶことよりも室内で絵を描くことが楽しくて仕方のない子でした。だから、ずっと前から本当に絵が大好きだったんだろうなと自分でも思います。
そういうわけで、集団行動や社会的行動を身につける、適応するということが難しくて、友達も少なくて絵ばかり描いていました。そのうちゲームに目覚めてオタクになりましたが・・・。
ですが、そのゲームが後のわたしの人生で大きな過ちとなったのですがこの話もまた後日@@;

以前の日記にも書きましたが、
大人たちには、小さかった時は何も言われなかった(はず)のですが、成長するにつれ、勉強第一の彼らにはわたしが絵を描くことが人生のマイナスのように受け取られ、絵よりも勉強を!!と言われることが多くなりました。
が、わたしがいた世界は、自分に親密な友人もおらず、豊かな人間関係を築けなかったためあまりにも狭すぎて、存在の大きすぎる大人たちの言うことに徐々に感化され、
わたしはいつしか「自分の絵なんてどうせ」「勉強しなくちゃ。大人たちの言うことを聞いて勉強していないわたしは悪い子だ」とか、そういう自己否定を抱えるようになりました。
それでも、絵を描くことはやめませんでした。

学校教育がなんとかとか、そういうことを言っているのではありません。(このことでコメントを頂きましても返答は致しかねます。)

わたしにとって『自分の絵は他人に見せるものになるのだから、いろんな勉強しなくちゃ』という『絵の勉強』は苦しいものです。やっていると本当に苦しさしかありません。
楽しかったり、なるほどと思うこともあったんです。ですがそれはただ「自分に合った勉強や表現の仕方」なだけだったのかもしれません。
今までずっと大人に「勉強しなさい」と言われ続けていただけに、それに対する「勉強しなくちゃ」という気持ちが強くて、ずっと自分に勉強を強いていたと思います。
そしてそれは、芸術でも同じことでした。大人がわたしにしたように、『苦しい勉強』ばかり自分に強制していたと思います。
ですが、この日、『苦しい勉強』はやらなくていいのだということに気づきました。それは自分に合わなかったのだと。

楽しい勉強はやって、苦しい勉強は模写で自分を発見する感じで掴んだ方がいいかもしれません(それでも模写は苦しいですが、それは自分の絵ではない絵なので仕方がありません)ね。

突き詰めたいものの楽しい勉強はやる。でも苦しい勉強はやらない。これが一番いいのかもしれないです。

あ・・・いや、『わたしは』ですよ!?他の人はちょっと分からないです。

こうやって書いている今も、
わたしは自分の気持ちが希薄なところがあるので、ストレスを非常に感じていても無頓着な部分があり、今になってもまだハッキリしない気持ちというのがあるのですが、やはり強制されていたことは今でも苦手です。

続いて夫は言いました。

夫「本当は君に絵の勉強は必要ない。僕は君に『模写しろ』と言ったけど、
模写だってそこから何かを勉強するんじゃなくて、自分の持っているものをそこから見つけ出して欲しいだけなんだよ。
そうして、『これは自分に合っているな』『これは自分に合わないな』と判断していく」

ハッキリ言うと夫に絵は分かりません。ですが判断だけは正確です(ぉ)。才能を伸ばす助言をしてくれる夫には本当に感謝しています。

わたしはここまで来て、夫に思い切ってこう言いました。
「わたしにはずっと悩んでいることが一つある。
わたしはこどもの絵と↓

金のユニコーンに乗って月まで

(タイトル「ユニコーンに乗って月まで」)

おとなの絵↓

大天使ラジエル

(タイトル「大天使ラジエル」)

両方描けるけど、どれを残してどれを捨てるべきか悩んでる。わたしが予想するに、きっと夫はこどもの絵を残して欲しいと思ってる。
このことはずっと怖くて夫にも誰にも聞けなかった。けど、今勇気を持って質問してるの。」

この悩みは実はこのブログにも書いていなかったことなのですが@@;
ある時期・・・記憶が定かではないけど1年くらい前かな?からこの悩みを抱えるようになりました。

突然ですが過去の絵を思い出して描いた絵を載せます。
小学2年生頃の絵柄ってこれだったんです。

小学生の頃のキャラ絵

(タイトル「思い出して描いた小学2年生の頃の絵」)

ちょっと上にUPしたこどもの絵とちょっとだけ似ていて、かなり人間をデフォルメしまくった感じがあります。これがこどもの絵の原型です。

それとは別に、中学2年生あたりで「この絵柄じゃイカン!!わたしは別の絵柄に変える!!」と変えた絵柄がこれです。(変えた理由は忘れちゃいましたが)

中学生の頃のキャラ絵

(タイトル「思い出して描いた中学生の頃の絵」)

ちょっとリアル系に@@;でもまだ誰が見ても未熟でへたくそですよね。実は、参考にした漫画家さんがいます。車田正美先生です。
・・・いやこの頃『聖闘士星矢』とか『風魔の小次郎』の漫画にハマってて・・・『聖闘士星矢』の髪の長い男性キャラクターや『風魔の小次郎』の学ランのキャラクターがカッコよかったんですよね@@;あの漫画みんな学ランやった。
これから進化して行って、今の絵柄に落ち着いたわけですが。
なので、わたしのおとなの絵の起源は『聖闘士星矢』です。自キャラクターも髪の長い男キャラが出てくるし、あの発想はそれまでのわたしにはなかった!!@@;
この絵柄と先のこどもの絵とどっちを残してどっちを切り捨てるべきか、わたしは非常に悩んでいたのです。

どっちもいろいろなメリット、デメリットがあるんですよね。大まかに書きます。

こどもの絵は早く描けるしデフォルメが激しいので表現するのが苦労しないで済みます(楽)が、半分はわたしの望むものではありません。
おとなの絵は細かい表現ができ、リアルな雰囲気がすごく気に入ってますが、出来上がりが遅いしそれだけキャラの描き分け、表現力やデッサン力も必要(苦)です。

自分に合っているのはどれなのか、どっちを取ってもきっと苦労すると思うけど、実のところこどもの絵には落ち着きたくありませんでした。ですがおとなの絵にも先ほど書いた必要なものを身につけるのに手間取っているのが現状です。(夫が言うには、そのテクニックも模写で自分に合ったものを発見すればいいそうですが、わたしはそれを現時点で怠っています)
正直どうすればいいか全く分かりませんでした。もう夫に白状するしかないと、思いの丈をぶつけたんです。

夫のジャッジはこうでした。

夫「うん、僕はこどもの絵を残して欲しいよ。でも君にはどっちも必要だと思う。『こどもの絵の世界でおとなの絵』を描けばいい

な、なるほど・・・!!その発想はなかった@@;(ぇ)
いえ、オタク的狭い思考だとどうしても両方を取るっていう選択肢が出てこないんですよね・・・。

「な、なるほど・・・『こどもの絵』って聞いた時にやっぱりと思ってガックリきたけど、それだったらわたしにも描ける」

夫「君がその悩みに到達できたのはすごく良いことだよ。もう心配ないよ」

わたしの場合、こどもとおとなの絵の境界線を設けることはする必要はなかったのです。
すごく楽になりました。最大の悩みも解消したことだし^^
ですが、わたしの芸術的探求が終わったわけではありません。相変わらず完成に向けて邁進していこうと思います。

神よ、周りの大人たち、貴重な体験をありがとうございます。

それでは、またお会いしましょう。
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Secre

No title

さくらさんも自分の障害でいろいろ苦労されてきたんですね。
自分もさくらさんと同じ発達障害で、さくらさんと同じことで悩んでますから、さくらさんの気持ちも痛いほどよくわかります。
自分も子供の頃は外で遊ぶより家で本を読んでる方が好きな子供でした。
絵を描くのが好きなのに、明らかに定型発達者よりも遅筆で悩んでいます。

子供の絵と大人の絵ですが、どちらを取るかよりも両方描けるでもいいんじゃないでしょうか。
自分も大人っぽい絵と子供っぽい絵は両方描いてます。どちらかしか描けないより両方描けた方が表現の幅が広くていいと思いますよ。
自分はさくらさんの大人の絵も子供の絵も好きです。

ponchさん^^

ponchさん、いつも閲覧&コメントありがとうございます!

> 絵を描くのが好きなのに、明らかに定型発達者よりも遅筆で悩んでいます。

以前もponchさんそうおっしゃってましたよね。わたしも遅筆です。
一年間の行事(ひな祭りなど)イラストは、10年以上前は頑張って描いていたのですが、今はもうその日に間に合わない可能性があるし、そんなに必死にやらなくても・・・と思ったので描かないようにしています。でも年賀イラストは描いてます(笑い)
あとデジタル作品なのですが、去年12月からずっと描いている作品がありまして、まだ出来上がってません。でもだいぶ進みましたけどね。
以前はわたしも悩んでました。夫は「発達障害の人は基礎を緻密に作るから、何かグラッときても、土台がしっかりしているから崩れにくい」と言います。
良いことは悪いこと、悪いことは良いことだと思います。わたしやponchさんが自分のことに対して「悪いこと」と思っている特徴は、他の人から見れば「良いこと、羨ましいこと」かもしれません。評価してくれているかもしれません。
だから、わたしが遅筆であることは、自分のキャラクターとして受け入れてあげようと思います。
ponchさんはおそらく、長い間悩まれてきたのかなと感じます。なかなか積年の悩みって消えませんよね。難しいですが、「これで良いんだ」って自分を解放してあげたら良いなあって思いますよ。

> 自分はさくらさんの大人の絵も子供の絵も好きです。

うわあ嬉しいです!励みになりますーありがとうございます^^
おとなの絵をもっと上達させたいですね。絶対描きたいものがあるから。これからも作り込んでいきます。
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Author:愛宕さくら
初めまして。芸術バカの愛宕さくらと申します。イラストと漫画を中心に活動しております。あと心の声を色々つぶやいたり叫んだり。
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